新年度予算などを審議する大和市議会第1回定例会が2月15日(金)に開会する。未だ無風の市長選だが、議会中に立候補予定者に対する事前説明会も控えており、現職市議を含めた動きが注目される。 〈2月5日起稿〉
「定例会で私的な出馬表明をするのもどうかと考えて」と本紙の取材に答えたのは8年前の2011年。その4年前に初当選を果たした大木哲市長が再選を目指す意思を表明したのは、2月の定例記者会見の前だった。大和市でそれまで慣例化していた、選挙前年の12月議会で一般質問に答える形を変えて見せた。
4年前も1月の年頭会見で出馬の意思を表明しており、現時点で現職が出馬を表明する場合、最も早い時期として予想されるのが、連休明けの12日(火)。定例記者会見の席上、もしくはその直前だ。
しかし、過去2回の表明と異なる点がある。自身が上程し、08年に制定した多選自粛条例で努力目標とした「4選」目にあたることだ。
そこで有力視されるのが、3月13日(水)の議会閉会後だ。
市長には昨年の6月議会以降、一般質問では4選出馬と多選自粛条例に関連する質問が続いている。議会開会前に出馬表明となれば、3月6日(水)から8日(金)に予定されている一般質問で、その説明を求められるのは必至。直後の3月10日(日)には市長選・市議選立候補予定者の事前説明会があり、この時点で出馬の意思は公になる。13日に新年度予算を成立させ、正式に、という流れは自然だ。
市長選告示は4月14日(日)。投開票は21日(日)。
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