大和市人権を考える集いが2月11日、渋谷学習センター多目的ホールで開かれ、東レ経営研究所の元社長・佐々木常夫さんが「だれもが自分らしく生き、輝ける社会の実現のために」をテーマに講演を行った。
「働き方」についてのビジネス書を多数出版している佐々木さん。講演では、自閉症の長男、入退院を繰り返した末、うつ病を発症した妻、そしてそんな家族を抱えながらの転勤など、自らを試すように襲い掛かる困難に、いかに立ち振る舞い、乗り越えたかを語った。
次男や長女、仲間の協力のもと、次から次へと起こる困難について、時にユーモアを交え、平然と話す佐々木さんに、満席の会場は、感嘆と畏敬の念が織り交ざった柔らかい空気に包まれた。
講演の前には、第38回大和市中学生人権作文コンテストで優秀賞を受賞し、厚木地区大会で入賞した伊藤天真君(つきみ野中2)と山口美沙さん(南林間中3)が作文を朗読した。
なおコンテスト入賞者は以下の通り(敬称略・順不同、カッコ内は学校名・学年、※印は厚木地区大会入賞者)
◆第38回大和市中学生人権作文コンテスト優秀賞/主山紗良(聖セシリア女子中3)、浅野華(同3)、鬼頭花音(同3)齋藤汐音(同3)、※山口美沙(同3)、岸大希(同3)、※伊藤天真(つきみ野中2)、田中宝央(引地台中1)、羅聆予(鶴間中3)
◆第13回中学生人権ポスターコンテスト優秀賞/紺野那奈(下福田中3)
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