地元食材で安心ブランド 泉橋酒造(株)ら県内企業が連携
地元の食材を使って独自の商品を生み出し、安全で安心できる食を提供しようと海老名の「泉橋酒造(株)」ら県内の4社が独自のブランドとして「かながわブランド創造プロジェクト」を立ち上げた。
プロジェクトに参加するのは泉橋酒造と、平塚市でソーセージなどの畜産品加工・製造・販売を行う(株)湘南ぴゅあ、愛川町の製茶業者(有)碧山園、ネット販売業大安市場(株)の4社。開発を進めていた「短角和牛スジ味噌フランク」がこのほど完成し、2月1日から藤沢市の飲食店「江ノ島小屋」で販売される。今後も独自の商品開発を進めていく考え。
プロジェクトが始動したのは昨年10月。泉橋酒造が「お酒を知ってもらうにはまずお米から」との考えから15年ほど前から取引先を集めて開催している稲刈りイベントがきっかけだった。
イベントに参加した「大安市場」が、泉橋酒造の無添加味噌を使った味噌ウインナーの開発を湘南ぴゅあに依頼。そのウインナーを同じくイベントに参加していた藤沢市内の飲食店「江ノ島小屋」の関係者が試食し、店で提供するおでんの具にしたいと商品開発を打診した。依頼を受けた湘南ぴゅあがウインナーに改良を重ね、完成したのが味噌を練り込んだオリジナルフランクだ。
今回開発したフランクは、岩手県の短角和牛の牛スジに泉橋酒造の無添加味噌が練りこまれている。牛スジのコリコリした独特の食感と、口の中に広がる味噌の風味が秀逸。プロジェクト立ち上げのきっかけを作った泉橋酒造の橋場由紀取締役は「地元の食材を使って、安全で安心できるいいものを提供していきたい」と話している。問合せは(株)湘南ぴゅあ【電話】0463(58)7767まで。
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