4月の県議会議員選挙は海老名、綾瀬両市選挙区とも再選を目指す現職と民主党公認の新人の一騎打ちとなる見込みだ。(2月23日時点)
■海老名市選挙区
海老名市選挙区(定数1)から立候補の意向を示しているのは、現職で自民党所属の長田進治さん(45歳)、民主党政策委員の相原志穂さん(34歳)の2人。
長田さんは平成15年2月に市議会議員を辞職し、4月の県議選に挑むも惜敗。その後、前回の県議選に再挑戦し、現職(当時)を破り初当選を果たしている。
これから先の4年を「海老名開国の時代」と位置づけ、さがみ縦貫道路全線開通、相鉄線の渋谷駅直通など、海老名が全国とつながる中で、環境と調和し、福祉の行き届いたまちづくりの推進を訴えている。
民主党公認候補として立候補を予定している相原さんは民主党副代表の石井一参議院議員の公設第2秘書を務めた経験を持つ。現在は主婦。
子育て支援の充実などを訴え、「安心して子どもを育てられる社会、高齢者になっても安心して暮らせるまちづくりを目指し、県の協力を得て海老名に必要な支援の仕組みを構築していきたい」としている。
■綾瀬市選挙区
綾瀬市選挙区(定数1)には現職で無所属の笠間茂治さん(61歳)と民主党政策委員の吉岡憲史さん(33歳)が立候補を表明。
現在4期目の笠間さんは平成7年に初当選。今回同様、民主党公認候補との一騎打ちとなった前回の県議選では2万票を超え圧勝している。
「地方分権の流れを受け、市民はいま、自らのまちは自らの責任で創造する思いが高まっている」とし、綾瀬と県とのパイプ役として市政、国政と連携し、地方分権の強化を進めたいとしている。
この現職に挑む民主党公認候補の吉岡さんは大学卒業後、民放局報道記者、金融経済誌の政治担当記者を務め、現在は橘秀徳代議士の公設秘書を務めている。
年間1542万円の県議会議員給与のうち3分の2の受け取りを拒否する考えで、医師不足の解決、子育て支援の充実、環境共生型インターチェンジの建設推進、民活用による財政健全化などを訴えている。
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