綾瀬の元気を被災地へ 桜まつり改め実施 およそ73万円寄付
例年4月上旬の桜が開花する頃に開かれる綾瀬市の風物詩、「城山桜まつり」(主催/綾瀬市商工会青年部)が東日本大震災の復興支援チャリティイベントとして、当初の予定通り今月3日に開催された。
同青年部(笠間功治部長)は、3月11日の震災発生直後から、まつりを開催するべきか、中止とするべきかを各委員会・役員らで検討。メンバーからは「被災地の方を思うと自分たちばかり楽しんでも良いのか」など懸念の意見もあがったが、部内では前例のない「臨時役員会」も開き意見を統一。「自分たちにできることを行動に移し、大変な思いをしている人たちの役に立ちたい」とイベントの開催を決めた。
この日は曇天にもかかわらず、約4千人が来場。当初の予定から少し変更したフラやよさこいなどのステージパフォーマンスやフリーマーケットなどが行われ、会場は賑わった。「みんなで一緒に」とメッセージの込められたアンパンマンショーは多くの観客が集まっていた。会場内には市民活動団体のブースや露店などに募金箱を設置。合計73万5730円が寄せられた。この義援金は日本赤十字社を通じ、被災地に送られる。
園内にはソメイヨシノや河津桜などおよそ200本が植えられており、例年より少し遅咲きの桜がささやかに花を添えた。イベントを終えて笠間部長は「肌寒い中、多くの人にご来場頂けた。子ども達の笑顔もたくさん見れて、開催して良かった」と話した。
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>