進行方向と信号や河川、施設などポイントのみが記された「コマ地図」を頼りにクイズを解きながら綾瀬市内の名所や旧跡を巡るウォークラリー「綾瀬マップリーディング」を5月1日に綾瀬市が開設した。
マップリーディングは毎年夏場に綾瀬市で開催されている「ナイトウォークラリー」から派生した。例年多くの親子らが参加し人気の同イベントに、昨夏「常設企画になれば家族での余暇の過ごし方などに良いのでは」と担当課で思案。職員らが天然記念物や旧跡などのポイントや、歩道のあるルートなどを確認しながら実際に回り、11月頃におおよそのコースが決定。クイズ内容や要綱など詳細をつめ、ゴールデンウィークにあわせて5月1日から開始した。
参加方法は当日に綾瀬市役所でクイズ用紙やコマ地図を受け取りスタート。いつでも参加できる。平日は青少年課、土日祝日は守衛室カウンターで配布している。スタートの市役所から進行順に曲がり角などを記した全98コマの地図を参考に25カ所のチェックポイントを巡り、クイズを解く。コースは市中央部の全長約10Kmで1日楽しめて、大人も満足感のあるコースになっているという。担当課は「お弁当などをもって家族でゆっくり綾瀬の街を楽しんでもらえたら」と話す。
小・中学生対象で1組5人以内のチーム(小学生は保護者同伴)。ゴール後、用紙に解答や所要時間など必要事項を記入して所定の受付箱に提出すると、後日完歩賞と「わんぱくシール」が届く仕組み。「わんぱくシール」は指定行事に参加するともらえる市のポイントで、集めると枚数により金・銀・銅のメダルが授与される。チームの記録として得点も算出され、点数はクイズ250点満点と、所要時間の基準タイムとの誤差で出される250点満点の計500点満点。表彰状には得点が記載され、何度でも挑戦して楽しめる。
常設のウォークラリーは近隣の市町にも例がなく、市ではこの事業を「試験的な実施」と位置づけており、参加者数によっては市南部や北部を中心にした2コースの新設や、年間の参加チームから高得点だった団体を表彰する総合ランキングなども検討している。
問合せは市青少年課【電話】0467(70)5655まで。
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