海老名市は6日、今夏の節電対策として就業日や就業時間を変更する取り組みを行う企業が増えていることを受け、勝瀬保育園(林まち子園長)を日曜日も開園する方針を明らかにした。市担当課によると節電対策で「日曜保育」を決めたのは県内では同市が初だという。
同市では5月末までに市内の認可保育所を利用する保護者およそ1300人を対象に「節電に伴う日曜就業」に関するアンケート調査を実施した。
この中で休日就業を打ち出す企業に勤務する保護者を中心に「休日の保育」を求める声が多数聞かれたという。この結果を受け市では、市内5つの公立保育園ですでに実施されている「土曜保育」に加え、日曜日の保育実施へ向けた検討を進めていた。
開設園については市北部、南部域には民間保育所が休日保育をすでに開設していることから、中央域に位置する勝瀬保育園を日曜開園保育園に選定した。
対象となるのは同市内の保育施設を利用しているか、市内に暮らしてる園児が市外の保育施設に通っている場合。企業などの節電対策で保護者が日曜勤務となり、保育が必要になった場合に限られ、日曜勤務の就業証明書の提出が義務付けられる。
保育は午前8時30分から午後6時までで、保育料は1時間400円。定員は約60人の予定。日曜保育は7月3日から9月25日までの間の毎日曜日の予定。
問合せは同市子育て支援課【電話】046(235)4824まで。
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