目久尻川で鮎など浮く 酸素濃度の低下が原因か
相模原市相武台付近を源流とし、座間、海老名、綾瀬、藤沢、寒川を経由し、相模川に流れ込む一級河川目久尻川=写真=の流域で今月4日夕方から5日早朝にかけ、鮎や鯉などの魚が大量に浮いた。
県央地域県政総合センターの発表によると、4日に流域に暮らす住民が異変に気付き110番通報。この通報を受け、同センター職員が5日午前、座間市内の巡礼橋付近で採水し簡易検査を行ったが、シアンやカドミウム、鉛など有害物質は検出されなかった。
県担当は採水時に泳いでいる魚も確認されていることから、「気温の上昇により、一時的に河川中の酸素の濃度が低下したことが要因のひとつと考えられる」としている。
今後は人為的な要因も含めた調査を進めると同時に、死亡した魚を回収し県の試験機関に持ち込み死亡原因を詳しく調べる方針。
過去にも
同河川流域では平成19年10月にも海老名と綾瀬の市境付近で、鮎やオイカワなど100匹が浮く事件が起こっている。
この時も毒性物質は検出されず、特定の原因を突き止めることはできていない。
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