海老名版 掲載号:2011年6月24日号
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国際協力機構(JICA)の日系日本語教師としてブラジルに派遣される 寺薗 佑介さん 綾瀬市寺尾釜田在住 25歳

子どもたちのために

 ○…「2年は長いようで短いかもしれない。何ができるか探し、またできることを精一杯やりたい」。7月4日から国際協力機構(JICA)の日系社会青年ボランティアとしてブラジル連邦共和国に2年間派遣される。日本語離れが進む現地で、日系日本語学校の教師として子どもたちに日本語指導をはじめ日本の文化を伝え、広く「日本」を知ってもらう活動を展開する。

 ○…はじめに海外に興味を持ったのは小学校5年生。厚木基地に暮らす子どもがクラスに転校してきたのがきっかけ。綾瀬市は外国籍の子どもが多いことから、自身が通う寺尾小にも多くの外国籍の子どもたちが同じクラスで席を並べていた。英語と国語の辞書を片手に「『次の授業はこれだよ』とコミュニケーションをとったのを覚えています。未知の世界に興味があったんですかね」。好奇心旺盛な少年はそのまま大きくなりJICAに参加するまでに成長した。弟や親戚などの面倒見もよく『何かしてあげたい』という奉仕の心も少年時代に育った。

 ○…大学1年生のとき教授に誘われ、開発途上国のホームレスなどに家を建てる手助けをする海外ボランティアに参加。夏休みなどを利用し、タイ、バングラディシュ、フィリピンなどで活動した。何気なく参加したボランティアだったが活動を通じ現地の人が日本に興味を持ってくれたことから、相手を「知りたい」と異文化への関心を強め大学院に進学。小学校時代の外国人との交流経験もあり日本語教育の道へ。研究のため地元天台小で学習支援活動を行い「言葉など外国籍の子どもを理解してあげられない場面があった。理解するためには外に出ないと」。研究の結果導き出したのは「互いを知ること」。

 ○…「ボランティアは何か与えなければと思いがち。でも自分も学ぶ必要がある」。地球の裏側での経験は将来教師となった際に子どもたちの大きな力になるに違いない。
 

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