海老名市は先月末、電力使用制限令が始まった7月1日から28日までの本庁舎の節電状況を発表した。29、30、31日分の予想値を加味した累積電力使用量は15万1979・6kw時で前年に比べた削減率は27・24%だった。
市は今夏、20%の節電を目標に掲げている。昨年7月の月間使用量は20万8867kw時だったことから、20%削減した16万7057kw時を今年7月の目標値に設定していた。
屋内照明の消灯や空調機の停止などで節電を務めたほか、水曜日の午後を閉庁とし、土曜午前を開庁するなど、踏み込んだ節電対応が大幅な節電成果につながったと見られる。
同市では一般家庭の節電を後押しするキャンペーンを展開している。前年度比で15%以上の節電を実現した家庭に対し、500円相当の味噌や米、しょう油などが提供されるインセンティブ要素を含んだキャンペーンで、提供物品は同市の姉妹都市で震災で被害を受けた宮城県白石市の物産品が用いられる。7月分の節電効果に対する物品交換は8月8日から始まる。
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