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帰宅支援ポーチを販売 市役所地下売店などで限定500個

公開:2012年2月3日

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軽量化されたポーチには食料や飲料水、簡易トイレなどが収められている
軽量化されたポーチには食料や飲料水、簡易トイレなどが収められている

 東日本大震災発生当夜も大きな問題となった帰宅困難者向けに海老名市が、食料や生活用品などをセットにした「災害対策用携行ポーチ」を製作し、2月から販売を開始した。

 3月11日の震災当日、海老名市内でも海老名駅、かしわ台駅などで、帰宅が困難な状態に陥った人が溢れ一時、混乱状態となった。夜半には鉄道各社も運転を再開し、混乱状態は解消したものの、460人ほどがコミュニティセンターなどで一夜を明かした。

 このような事態を受け市では災害などで交通機関が停止し、長い距離を徒歩で帰宅するケースを想定した「帰宅支援ポーチ」の開発に着手。ポーチには自分の居場所を知らせ、助けを求める際に使用するホイッスルや、ばんそうこう、簡易的に口にすることができるクッキー菓子、飲料水、簡易トイレ、簡易雨具などが収められている。長時間、歩き続けることを想定しポーチの素材には登山用品にも使われるポリエステル生地を採用し、軽量化を図った。

 市ではこのポーチを今回、500個製作。市役所地下の売店や市のイベント会場などで1個1500円で販売する。

利用者目線で改善施す

 今後、ポーチ購入者から、中身や使い勝手などについてアンケート調査を行う。利用者目線での意見を受け、マイナーチェンジを施した上で「いざの時に役に立つポーチ」を完成させたい考え。市担当課では「勤務先や通学先に保管していただき、徒歩で帰宅しなければならない状況になった際に携行いただきたい」としている。

 また、3月中にはランドセルに入る小学生用のポーチを市内の全ての児童に配布する予定だという。

 問合せは市政策経営課【電話】046・235・4790まで。
 

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