中 新 田三日月地 「森の楽校」を設立 年内目途に活動拠点整備
市制施行40周年を記念した「えびなの森創造事業」で植えられた木々の管理や植樹活動の継続を目的にした市民組織「森の楽校(がっこう)」(伊藤健三校長)がこのほど設立された。21日(月)には年内を目途に整備を進め活動拠点となる中新田鍛冶返線道路緑地、通称「三日月地」で植樹イベントが企画されている。
「市民ひとり一本」に相当する12万5千本の植樹を目指し2008年から始まった事業は昨年10月に目標を達成。その後、事業に携わってきた市民らが、「植樹した木を守り、将来に引き継ぐことが、森づくり事業の本質」と、維持管理団体設立へ向け昨年12月から準備を進めていた。
会は中新田の「三日月地」=写真=を拠点に活動を展開し、「えびなの森」の象徴地としたい考え。年内を目途に森遊びを提案するコーナーやビオトープなどを整備し、樹木インストラクターなどを養成するほか、料理教室や遊びを取り入れた勉強会などを通じて環境保全を呼びかけていく計画だという。
5月21日(月)には会として初となるイベントを企画。早朝に観測される「金環日食」の中心線が「三日月地」を通過していることから、同所に観測を記念し、黄色い花を咲かせるキングサリやドウダンツツジなどを植樹する。また記念日に際したメッセージを収めた「タイムカプセル」を埋設する。
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>