さがみ縦貫道路 海老名以南の開通延長 寒川北ICまでは2014年度供用開始
国土交通省関東地方整備局は15日、さがみ縦貫道路(圏央道)の海老名ジャンクション(JCT)-寒川北インターチェンジ(IC)間およそ4・3Kmの供用開始時期に関し、2年延長し2014年度とすると発表した。
同局によると、当該区間の計画用地の取得は昨年度末までにすでに完了しているという。共用開始時期が2年先送りとなった大きな理由は2つだ。
ひとつ目は整備地がJR相模線と新幹線に近接しているためだという。工事に伴い、鉄道の運行に支障を来たすことも考えられることから、昼間の作業が難しく、夜間の3、4時間程度に限定されるため、当初の工期スケジュールの見直しが必要となった。
2つ目は工事の作業スペースが狭く、工法やスケジュールを精査する必要があった。そのため、それまで2012年度としていた開通目標を見直すことを前提に、昨夏から調整が進められていた。
15日までにこの2つの問題は解消。今年度は橋梁建設工事や土地の改良工事などを実施する予定だという。
来年度には中央道接続
寒川北ICから南下し、新湘南バイパスに接続する茅ヶ崎JCTまでの区間については、これまで通り12年度中に開通する見込み。
一方、海老名IC以北については、相模原愛川ICまでの区間およそ10・1Kmも今年度中に共用が開始される。さらに来年度中には高尾山ICまでの区間が開通し中央自動車道への接続が完了。14年度に海老名JCT―寒川北IC間の工事が完了すれば縦貫道路は全線開通となる。
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