墨章・岳雲の水墨画展 白と黒で描く自然美 文化会館であす25日(土)から
文化会館であす25日(土)から「墨章・岳雲の水墨画展」が開催される。市内上今泉在住の鈴木墨章(本名/章博・67)さんと横浜市在住の武田岳雲(本名/典明・88)さんとの二人展で市内では初。午前9時から午後6時まで。
水墨画は主に墨の黒と和紙の白で濃淡や明暗を表現する絵画で、日本には鎌倉時代に禅とともに伝わり、禅の思想を表すものが始まりとされている。
二人は鳳墨会(現墨神会)の故小田喜五耕を師にもつ作家で、同会の理事を務める会の中心人物。鈴木さんは1989年に恩師の雪景色を描いた作品を目にしたことから「こういう水墨画が描きたい」と思い即、入門。10年ほど指導を受けた。
自然の雄大さや、静けさなど自然から感じる「気」を描いた作風が特徴で、過去には文部科学大臣賞などを受賞。一方、自然の持つ力強さを光と影の陰影で表現した作風が特徴の武田さんもこれまでに環境大臣賞などを受賞している。
同展には20号から50号までの作品や掛け軸などおよそ20点が展示。鈴木さんは「その場の雰囲気や、自然を前に『無』になってしまうことが伝われば」と話し、武田さんは「感動を素直に表している。水墨画の持つ勢いを感じてもらえれば」と話している。
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