中央農業高校(上治正美校長)2年生の高橋摩利子さん(17)が、11月10日に岡山県内で行われた高校生によるフラワーアレンジメントコンテストで銀賞に選ばれた。
全国各地の予選を勝ち抜いた60人が参加した今大会は50分の制限時間内に指定された花と器を使い、作品や製作技術を競った。
高橋さんが今大会、選んだテーマは「決断」。15種の課題花材の中から、ユリで「パワー溢れる高校生の姿」を表した。ユリから伸びる石化柳の長い弦を「人生の道」とし、その先には、オレンジ色のストレチアを配置。「人生の中で選択を迫られた時、どちらの道を選んでも成功が訪れる」というメッセージを込めたという。
7月の県大会で最優秀賞を獲得し、全国切符を手にして以降、スキルアップに励んだ。同校の卒業生が営む生花店で枝の切り方や花をきれいに見せる技術などを習得。課題花材は大会当日まで公表されないが、さまざまな花で練習に励んでいた。
同校フラワーデザイン部の酒井智先生によると、ひとつひとつの花材の特徴を生かして、美しさを表現出来たことが高い評価を受けたという。
高橋さんは「こんなに素晴らしい賞が取れて、本当に驚いています。これからは他の大会にも出場してみたい」と話していた。
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