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全国農業高校お米甲子園 「中農米」が初の頂点 岩崎武蔵さん、宇畑良美さんが栽培

公開:2012年12月7日

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岩崎武蔵さん(写真左)と宇畑良美さん(同右)
岩崎武蔵さん(写真左)と宇畑良美さん(同右)

 11月23日に長野県内で行われた「全国農業高校お米甲子園」で、中央農業高校(上治正美校長)畜産科学科3年の岩崎武蔵さんと宇畑良美さんが授業の一環で栽培した米が最高賞の金賞を受賞した。

 全国農業高校お米甲子園は米・食味鑑定士協会が主催する「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」の中の1部門。若者の農業離れが進む中で高校生に米作りを見直してもらおうと2年前から開催されている。

 米の水分やタンパクなどの数値を計測し予選審査を通過した学校が本戦にノミネートされる。今年は全国から63校が参加、105の米が出品され20校が本戦に残った。

 本戦では炊いた米を審査員が香り、粘り、つや、甘みなどを比較する官能審査を行い、同校の米が最多得票で金賞を受賞した。同校では昨年も出品していたが入賞は今回が初めてで、県内でも金賞は初。

 2人は安心安全をキーワードに無農薬栽培とアイガモ農法というテーマを選んだことがきっかけで協同で研究をスタート。岩崎さんはモミを熱湯で消毒したり、土に栄養を与えるために米ぬかをまくなど、様々な工夫を凝らした。結果稲の生育が良く穂の付きも良好だったが、雑草も育ちすぎるなど苦労も多かったという。岩崎さんが研究に選んだ「さとじまん」は粒が大きくモチモチした食感が特長で、県の推奨米にも指定されている。 

 宇畑さんはアイガモ農法を研究。農薬や除草剤の代わりにアイガモが除草し害虫を駆除するほかにも土を循環させ、フンが堆肥となるなどいろいろな効果が確認されている農法で、「ヒナの生育は難しく苦労も多かった。あらためて育てること、食の大切さを学んだ」と振り返った。また岩崎さんは「自分で米を作り大変勉強になった。県の米が評価されてうれしい」と話した。
 

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