神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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青森県人会準備委員会の会長を務める 松野(まつ の)清一(せい いち)さん 今里在住 61歳

公開:2013年1月25日

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誠実で情の厚い県民性分

 ○…「津軽弁が恋しかったですね」。福島、宮城、山形、秋田、長野に続き、市内で6つ目の県人会となる「青森県人会」発足に向けて先陣を切って進めている。海老名を第2の故郷とし、生まれ育った故郷の仲間と集う県人会は「ご近所さんとは、また違った仲間。郷土料理などを持ち寄って、津軽弁で楽しい時を過ごせたら良いですね」

 ○…子どもは3人で現在は夫婦2人で暮らしている。2人とも青森県出身で、普段の会話はもちろん津軽弁。「ベランダや外で会話しているときは、お隣さんは何言ってるかわからないだろうね。子どもたちも方言は理解できてなかったし」と微笑む。子どもの頃は「朝起きたら雪かきでした」など懐かしがりながら語り始めた。なかでも一番の思い出は「子どもねぶた」といわれる、ハロウィーンに似たイベント。「あんまりお菓子をもらえない時代だったから、その日はすごく楽しかったね」と名産のくじら餅を食べながら当時を思い浮かべる。

 ○…昨年まで務めた仕事は、食品から住宅機器まで販売する「何でも屋」の営業。常に意識していたのは誰もが得になること。長年の仕事を通して、ご縁の中で生きていると実感した。「人生の中でも営業はとても勉強になりましたね。お客さんに合わせて、マージャンや囲碁将棋、ゴルフなどなど、広く浅くですが色々やったもんです」と仕事以外の面でも「何でも屋」の仕事時代を過ごした。

 ○…青森へ行ったときのお土産には名産のリンゴを購入するが「ついつい食べ切れないぐらい多く買ってきちゃうんだよね」と頭を掻く。海老名に住んでから15年ほど経つが、地域での活動は少なく退職後の趣味を模索していた。そんな矢先、飛び込んできたのが「青森県人会」設立の話。セカンドライフの第一歩を踏み出した。「人生は不思議なつながりがありますね。津軽弁を話せる仲間ができるのが楽しみです」
 

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