地産地消に一役 中農高生がスイーツ開発
県立中央農業高校(上治正美校長)食品加工部の生徒がオリジナルスイーツを開発し、このほどマルイファミリー海老名で開催された食のイベント「相模の国祭」で販売した。
今回開発したスイーツは杜仲茶が入ったクッキー、カップケーキ、ベーグル、スコーンのほか、酒かす入りのクラッカーなどの6種類。
今回のプロジェクトは、同校の草花部が愛川町の碧山園と協力し、発芽しにくい杜仲茶を5年前からバイオテクノロジーで培養する研究を行ってきたことがきっかけとなった。それを受け食品加工部が、同社の杜仲茶を使った商品開発を進めてきた。
またベーグルなどに使用する小麦「ユメシホウ」は、食品加工部が5年ほど前から市内今里の遊休耕作地を活用して栽培している。関東でできるパン用の小麦として注目を集めているもので、同部では過去にも海老名のいちごを使ったパンの開発を手掛けている。
大和市から訪れ商品を購入した女性は「試食しておいしかった。高校生を応援する意味も込めて購入した」と話していた。スイーツは今後、定期的に開催している一般向けの校内販売会で販売される予定だという。
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