世界20カ国が参加した「世界らん展日本大賞2013」の愛好家クラスのディスプレイ部門で中央農業高校(上治正美校長)が奨励賞に選ばれた。同部門賞に選ばれるのは2年連続で2回目。
同校は縦6m、横4mのスペースにカトレアや胡蝶蘭、シンビジウムなど、色鮮やかに咲き誇った100鉢以上の蘭に観葉植物をあしらった作品を出品。
今大会のテーマ「都会の真中の楽園」に添い、タイトルを「やすらぎ」と名づけ、少し前まで町中で見られた農家の庭前をイメージした「ホッと」するような都会のオアシスを蘭で表現した。
作品のこだわりは昔ながらの農家のイメージを追求。中央においたリアカーは校内で使用していたものを一度解体し、中に花を置いた際にきれいに見えるように底上げの工夫をした。
事務局によると、受賞の理由は、自分たちの母体でもある農業高校らしさを、ほのぼのと醸し出した点が評価されたという。
同校で洋蘭を専攻する川畑吏世さんは「昨年よりも蘭の知識を持って臨んだ今回は、花をきれいに見せる配置や角度などを意識しながらできて楽しかった」と話していた。
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