市制施行40年に合わせ発足した海老名市少年消防クラブ2期生の修了式が23日、市役所内で開かれ植木孝行消防長から36人の隊員に修了証が手渡された。
クラブは地域防災の担い手育成を目的に一昨年度誕生。2年目となった今年度は、市内の小学4年生から中学3年生までの子どもたち38人が入隊し、昨年4月から1年間にわたり規律訓練や消火器・可搬ポンプの使用法、救急救命講習などを受講してきた。
16日には上河内の消防署南分署で最後となる訓練を実施。30人の隊員が参加し放水訓練や降下訓練などを披露した。消防活動に興味を持ち入隊したという尾本啓樹くん(12)は最後の訓練を終え、「大変だったけれど、楽しくて、とても良い経験が出来た」と話した。
23日の修了式では家族の転勤などにより途中で退隊した2人を除く36人、一人ひとりが呼び上げられ、植木消防長から労いの言葉をかけられながら修了証を受け取った。
隊員を代表し内野優市長を前に挨拶に立った2期生リーダーの大隈亜美さん(15)は「団結力をテーマに取り組んできた。1年の活動を通じ絆が生まれた」と話し、内野市長は「今後、災害現場などに出くわした際にはクラブでの経験を活かしてほしい」と話した。
4月には3期生57人の入会式が行われる。
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