県立中央農業高校(上治正美校長)の食品加工部の生徒らが開発した弁当など、4種類の商品が3月26日から関東甲信越地区のローソン3068店舗で販売されている。
市内でローソンを経営するオーナー3人が「地域のために何か貢献をしたい」と本部へ依頼したことがきっかけで、同校と(株)ローソンがタッグを組み昨年9月から商品開発が始まった。
「まずはローソンのことを知ってもらいたい」という同社の思いから、生徒たちは店舗や工場、本社の裏側を見学。商品開発チームから専門的なアドバイスを受けるなど商品やコンビニ運営に関する知識を学んだ。
6カ月にわたる期間をかけ、味や見た目など試行錯誤を繰り返し、パッケージデザインにもこだわりをつめた商品は、「春のよくばり弁当」(498円)、「半熟卵のミートパスタ」(450円)、「つぶつぶ苺のホイップクリームケーキ」(130円)、「ふあふあオムミートパン」(135円)の4種類。それぞれが期間数量限定の商品で「ハート型のパンを食べたい」「オムライスのパンがあったら面白い」など高校生ならではのアイデアがそのまま商品化されている。
中でも「半熟卵のミートパスタ」は同部が2008年から耕作放棄地対策として市内今里で栽培に取り組んでいる「ユメシホウ」を使用した、思い入れのある一品。生産量に限りがあるため、1万食限定で市内店舗のみで販売される。
今回は同社がユメシホウを1t買い上げている。同社の担当者によると、過去にも高校生との共同商品はいくつかあるが、生徒が作ったものを買い上げて素材にするのは初だという。
食品加工部の宮崎恭兵部長(17)は「自分たちで考えたものがコンビニ商品として並んでいるのは、すごくうれしい。店舗のオーナーさんの思いの通り、海老名のPRになれば」と話していた。
地域活性案を提案した一人、山道一広オーナーは「初めはおにぎり1種類ぐらいと思っていたけれど、高校生のアイデアの豊富さにビックリした。とても楽しみです」と話していた。
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