神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市が防災アプリ開発 災害時に最寄りの避難所を把握

公開:2013年4月5日

  • LINE
  • hatena
防災アプリの画面
防災アプリの画面

 災害発生時に現在位置を把握し、最寄りの避難場所などが地図上で確認できるスマートフォン向けのアプリケーションを海老名市が開発した。このようなアプリを自治体が作ったのは県内初となる。

 「防災アプリ」は昨年6月の市議会定例会で永井浩介議員が行った一般質問を受け開発が進められてきた。永井氏はこの時、「市が配布している防災マップを市民が持ち歩いているかというと、厳しい現状があると思われる。『持ち歩ける防災マップ』を作ってはどうか」とアプリ開発を提案。これに対し内野優市長は前向きな考えを示していた。

 市内全戸に配布されている「防災マップ」をベースに開発されたアプリは、人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すGPSシステムを活用。災害時にどこにいても瞬時に自分の現在位置が画面の地図上に示され、最寄りの避難所が把握できる。また災害用伝言ダイヤルの利用方法や、地震への備えなどの情報も掲載している。

1週間で428件

 スマートフォン端末を使っていれば誰でも無料でダウンロードでき、アンドロイド版では3月末から配信を開始。1週間で428件のダウンロードが確認されているという。またiPhone(アイフォーン)版は、4月10日前後から提供を開始できる見込みだという。

市民以外の駅利用者にも

 東日本大震災当日には海老名駅を中心に市外に暮らす通勤・通学客が多数、滞留した。また、今後、海老名駅西口には大型商業施設が開業する計画もあることから、市危機管理課では今回、開発したアプリの存在を駅利用者などにも周知していく考えだ。

 アプリはアンドロイド版の場合は「Google play」、iPhoneの場合は「Apple Store」のサイトからダウンロードが可能。問合せは市危機管理課【電話】046・235・4790へ。
 

<PR>

海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6

おもてなし準備着々

綾瀬市

おもてなし準備着々

「バラのまち」周知に向け

4月19日

23年ぶり座間に

大相撲夏巡業

23年ぶり座間に

スカイアリーナ30年記念で

4月19日

ボウリングで関東制覇

海老名市松田さん

ボウリングで関東制覇

最高スコアも記録

4月12日

インクルーシブで連携

海老名市神奈川県

インクルーシブで連携

協定締結、協議本格化へ

4月12日

リユース店とタッグ

座間市

リユース店とタッグ

資源物の持ち去り対策で

4月5日

調理施設が開館

海老名市食の創造館別館

調理施設が開館

中学校給食開始に向け

4月5日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

海老名・座間・綾瀬版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook