「地域活性化の伝道師」と呼ばれ全国各地で講演会を開いている加藤博氏を招いた講演会が3月28日に市役所内で開かれた。
国分寺台中央商店会活性事業の一環として催されたこの日の講演で加藤氏は青森県内の商店街が実際に導入し、活性に成果が得られたという「一店逸品運動」などを映像を交えながら紹介。参加した関係者ら約50人はうなづいたり、メモを取りながら、加藤氏の言葉に耳を傾けていた。
同商店会の商圏となる国分寺台や大谷エリアは1960年ごろから開発が進められてきた地域。当初からの居住者が高齢化し、大型店舗などの出店や商店街の空洞化に課題があることを聞いた加藤氏は「高齢化と言われながらも、近くに小学校があるということは、子どもたちの親である若い世代も多くいる証拠。また大型店が増える時代でも、徒歩圏内だけで生活を済ますことのできる商店街の存在が必要」と話し、空き店舗の利用方法や新規顧客獲得ツアーなど、さまざまなアドバイスを行った。
参加者は「まずは全体の意識改革が必要。この講義を生かして、しっかりと今後を検討していきたい」と話していた。
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