民間幼稚園で給食始まる 小学校入学準備など目的に3園
海老名市が新たな行政サービスとして民間幼稚園への給食を6月24日から開始した。幼少期からの食育の充実と、小学校の入学前の学校給食への準備を目的とした試行的な取り組みで、行政が民間の幼稚園に給食を提供するケースは県内では初の試みとなる。
柏ケ谷の日進幼稚園(大貫望園長)ではこの日、年長クラスの園児およそ60人を対象に昨夏、給食センターとしての機能に加え、食育推進の多機能施設として中新田に開設された「食の創造館」で調理された給食を教員らスタッフが配膳。保温性の高い「食缶」と呼ばれる容器に収められ、園に運ばれた白米や味噌汁、ササミフライ、野菜炒めなどを味わった。
大貫園長は給食を終え、「今日の味噌汁のように、温かいものが、そのまま食べられるのは良いところ。小学校に上がる前の準備になるのでは」と話していた。
海老名幼稚園と有鹿幼稚園でも
今回の取り組みは試行的なもので、今年度は日進幼稚園のほか、海老名幼稚園で週に1度、有鹿幼稚園では月に2度のペースで給食が提供される。メニューは原則的には小学校給食と同じものが提供される。
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