海老名の梨、たわわに 開花早く出荷が早まる
海老名の梨が最盛期を迎え、市園芸協会果樹部会(尾上充部会長)に所属する市内の4つの梨農家では連日、収穫作業に追われていた。門沢橋の二見昌実さん(41)の梨園では「豊水」や「あきづき」がたわわに実り、収穫された梨はその日のうちにグリーンセンターや直売所に並ぶ。
今年は猛暑の影響に加え梅雨明けが例年より10日ほど早かったため、花の開花も早く、収穫のピークが例年に比べ1週間ほど前倒しになった。
桜の開花時期にあわせて行う受粉作業も、今年は3月末に行うなど例年より2週間ほど早まっていた。「花が早い年は実も早いのは分かっていた。実の色づきも計算で分かる。でも梅雨明けがこれだけ早いとは」と農作物の難しさを口にした。
連日の猛暑から水不足になり、梨園では散水機をフル稼働して対応した。また梨の天敵である蛾の幼虫など、害虫の成長サイクルが早まるなど、猛暑は多方面で梨の生育に影響を与えた。「今年は特に作るのが難しかった」と二見さん。しかし、長年の経験とさまざまな努力の結果、「例年通り美味しく実った。まったく問題ない」と自信をのぞかせた。
扱う品種によってすでにピークをこえた楽園もあるが二見さんの農園では「幸水」「豊水」「あきづき」「かおり」を栽培。現在最盛期を迎えている人気の「豊水」のほか、シャキシャキして甘みが強い「あきづき」や緑の大玉で甘みが特長の「かおり」が9月10日前後から出荷のピークになるという。
美味しく食べるには
二見さんによると梨をよりおいしく食べるには、冷蔵庫に長く入れて冷やし過ぎないことが大事だという。「『生もの感覚』で早めに召し上がってください。パイやジュースにしてもおいしいです」と話してくれた。梨は大谷のJAさがみ海老名グリーンセンターと各直売所で購入できる。
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