海老名版 掲載号:2013年11月8日号
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剣詩舞道「春花信流」の宗家 瀬戸 隆さん 河原口在住 85歳

芸が生きがい

 ○…詩吟に合わせて剣や槍、扇子を手に踊る「剣詩舞道」の宗家。このほど行われた市民文化祭では、弟子の着付けから化粧まで一人でこなし、自らも舞台に立った。「もういい歳だから自分が出るのはね。でもやめられない。好きなんでしょうね」。飛び切りの笑顔がどんな言葉よりも伝わってくる。長年師事してきた宗家が他界したのを機に自ら「春花信流」を開き、後進の指導に当たっている。

 ○…「この角度がいいんですよ」。写真写りがいい角度を知っているのは、元々映画俳優だったから。終戦後、知人に勧められ「大映」の門を叩き「銀幕」の世界へ。当時はどんな作品でも当たる映画全盛の時代。「僕は大部屋の売れない役者。顔も見えない作品もあったけど、大スターとセリフの打ち合わせなんかも出来て、楽しかったぁ」。しかしテレビの台頭で映画界は衰退の一途を辿り、見切りをつけ退職するも幼少期から好きだった芸の世界から離れられなかった。俳優座の養成所に入り、時代劇など衣装の「着付け」を学んだ。やがて歌舞伎座をはじめ、映画や舞台、時代劇の着付けを担当。今も声がかかる現役着付け師。「歌舞伎座ではじめて一流の役者さんに着付けたときは手が震えたよ」

 ○…剣詩舞道との出会いも俳優座に入ったころ。偶然目にした剣舞に衝撃を受け弟子入り。「扇子ものが多い日本舞踊と違って剣舞は勇壮だったね」。物心つく頃から棒を振り回し、祭りでやってくる役者を見ては見よう見まねで遊んでいたほど芸事が大好きだった。「細かい作業が好きでね」。手先の器用さは自他ともに認めるところ。かつらの結い直しから小物づくりまで自身でこなしてしまう。

 ○…「1日1日を元気に過ごせたら幸せ。ここまで健康でいられたのは芸のおかげ。今後何かやりたいというより、まずは健康が一番。体力維持のため夜歩いているしね。結局は芸が好きなんだね」
 

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