中央農業高校(江原洋一校長)3年生の高橋摩利子さん(18)が11月9日に愛知県内で行われた高校生によるフラワーアレンジメントコンテストで銅賞に選ばれた。昨年に続き2年連続の入賞。
全国各地の予選を勝ち抜いた60人が参加した今大会は50分の制限時間内に指定された花と器を使い、作品や製作技術を競った。
高橋さんが選んだテーマは「船出」。今大会では13種の課題花材のうち、事前に5種が知らされていた。そのひとつ、赤い木肌が鮮やかな枝「サンゴミズキ」を中心に「船」の土台を作りあげ、自身が得意とするV字の形を作り上げ、同じ花や同じ色を集めることにより、まとまりを演出。高低差をつけて一つ一つの花を美しく見えるよう仕上げた。
作品にはまもなく迎える卒業を前に「高校生らしい力強さ」と「人生のスタート」というメッセージが込められている。講評では、「船の枠にとらわれることなく、大きく前後にバランスがとれていた。皆が美しいと感じる三角形が良かった」とされた。
昨年も入賞し、「今年こそ金賞」と意気込んだ今大会。7月に行われた県予選を2年連続で最優秀賞で通過。恩師の紹介で、フラワーアレンジの先生のもと、花のキレイな見せ方や独特な花材の生かし方などを学び2年連続の高評価に高橋さんは「下位から順番に発表される中、呼ばれれるのが早いと悔しい気持ちでいっぱいでしたが、良い経験ができました。これからも花とふれあい続けていきたい」と話していた。
|
|
|
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>