振り込め被害防ぐ コンビニ店員らに感謝状
海老名警察署(小平博署長)は、振り込め詐欺被害を未然に防いだ功労に対する感謝状をこのほど贈った。
感謝状が贈られたのはローソン海老名河原口5丁目店と同店に勤務する佐藤美由紀さん。海老名郵便局と局員の長藤崇さん。
佐藤さんはコンビニ店内のATMで電話を掛けながら操作している女性に違和感を感じ、声をかけ還付金詐欺被害を防いだ。また、長藤さんは郵便局の窓口に高額の引き出しに訪れた夫婦に対し声掛けし、息子を騙った振り込め詐欺被害を未然に防いだ。
佐藤さんは「オーナーから注意するよう指示があったばかりだったので、防げてよかった」と話し、長藤さんは「まさか自分に身近で起こるとは思ってもみなかった。訓練していてよかった」と話していた。
海老名署によると今年度、県内では昨年度を大幅に上回る振り込め詐欺による被害が発生しているという。同署管内でも昨年1年間で15件の被害が確認されており、その被害額は3600万円を超えているという。
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