海老名市は1月末までに市内小中学校全19校のトイレに温水洗浄便座を設置した。市教育総務課によると、障がいがある子どもたち用に温水洗浄便座が取り付けられるケースはあるが、全校への設置は県内初の取り組みとなるという。
海老名市では2008年度から「バリアフリー」「清潔性」「快適性」をテーマに学校トイレの改修を進めてきた。これまでに床面をタイル張りから樹脂製にしたほか、便器も和式から洋式に変更を施している。
この改修計画「きれいで居心地のよい学校づくり」事業の一環として今回、進められた温水洗浄便座の設置は約1170万円の予算をかけ、各校校舎のそれぞれの階の男女トイレに1台ずつ、計225台を取り付けた。作業は昨年末から始まり、1月中旬までに小中学校全19校への設置が完了した。
教育総務課によると「学校施設は地域住民にとっても身近な公共施設で、利用される機会もある。子どもたちのみならず、地域の方々にも喜んでもらえるのでは」と話している。
掃除機も設置
また今回は掃除機も各校に設置された。子どもたちが清掃時に使用するもので、同課によるとほうきでは取りきれない細かい砂やほこりの除去が可能になるほか、アレルギー対策などにも有効だと判断し、導入を決めたという。
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