海老名・座間・綾瀬版
公開:2014年3月14日
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国分北の龍峰寺で3月17日(月)に国指定重要文化財「木造千手観音立像」が開帳される。午前10時から午後3時。拝観無料。
195cmの国重文立像はカヤ材の一木造りで、彫り方や衣の表現に平安時代の特徴をもつが、明確な制作年代は定かでない。水晶やガラスで作った眼をはめ込む手法「玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)」などから、鎌倉時代末期に補修または古い像にならい再興されたものと考えられている。
42本の手のうち、脇手の1組を頭上に上げて組み、化仏を抱く姿が特徴的な「清水式」と呼ばれる形式で、京都の清水寺以外では岐阜の慈恩寺、岩手の中尊寺観音院に安置されている極めて珍しい観音像を龍峰寺では毎年、元旦と3月17日の2日間のみ開帳している。問合せは龍峰寺【電話】046・231・5074へ。
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