温故館 絵図で見る江戸の海老名 3月23日には展示解説も
江戸時代に描かれた「絵図」を公開する企画展が3月15日から相模国分寺跡西側の温故館(国分南1の6の36)で始まった。同館や市立歴史資料収蔵館が所蔵する「村絵図」を中心に約20点が展示されている。
道や田畑、寺社など地域の景観を平面に簡略化した絵図は、現在でいえば「イラストマップ」のようなものだ。江戸時代には領主が支配領域の把握を目的に村の絵図を作らせた。
海老名市域ではこの時代の絵図が比較的多く残されており、下今泉村、上郷村、河原口村、望地村、中新田村、杉久保村、上河内村、本郷村、門沢橋村の「村絵図」の現存が確認されている。
企画展では市が所蔵し、保存・修理を終えたものを中心に中新田、上河内、杉久保、本郷の「近世村絵図」など約20点を公開。初日から多くの来館があり、関心の高さをうかがわせた。
3月23日(日)には温故館の片山兵衛さんが展示物を解説する予定。申し込みの必要はなく、午後1時30分から。問合せは温故館【電話】046・233・4028へ。
歴史資料収蔵館ではきょう大型絵図公開
旧杉久保村の高橋善治が模写した「相模国絵図」がきょう3月21日に歴史資料収蔵館(河原口2の27の3)で特別公開される。
文政13(1830)年に書かれた畳2畳ほどの大型絵図で、相模国内の全村名、道、里程(距離)が詳しく描かれている。問合せは歴史資料収蔵館【電話】046・232・3611へ。
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