取内の森(綾瀬市落合北)と落合キツツキの森(綾瀬市落合南)で、人工栽培が極めて難しいとされる「キンラン」が花を付けている。
キンランはラン科キンラン属の多年草で、山や丘陵の林の中に生える地上性のラン。菌根への依存性が強く、樹木に付く特定の菌がなければ育たないという。
「この辺でキンランを見られるのは珍しい」と、キツツキの森管理委員会の福島國美さんは話す。取内の森に約80本、キツツキの森に数本自生しており、今週いっぱいくらいまで、その姿を見ることができるという。「移植は絶対に不可能。決して持ち帰ったりせず、優しく愛でてあげて欲しい」と、同委員会は話す。
また、福島さんによると両方の森では現在、ムサシアブミやマムシグサ、ウラシマソウなども見ごろを迎えているそうだ。「キツツキの森のムサシアブミが高さ70〜80cm、幅1mほどに成長していて見応え十分。これだけ大きい物は珍しいかも。森は自由に散策できるので、ぜひ探してみてください」と話している。
ムサシアブミ、マムシグザ、ウラシマソウは、来週いっぱいくらいまで見ることができる。
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