海老名市が独自に開発し、昨年4月から利用が可能になったスマートフォン用アプリケーション「海老名防災マップ」がこのほど、新たな機能を追加し、バージョンアップ版として配信が始まった。
市が2年に1度、全戸に配布している紙製の防災マップを有事の際、有効に活用できる手段として県内自治体に先駆けて開発された「防災アプリ」は人工衛星を利用し、自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すGPSシステムを活用。災害時、瞬時に現在位置が画面の地図上に示され、最寄りの避難所が把握できるほか、災害用伝言ダイヤルの利用法なども掲載されている。
今回のバージョンアップ版では河川氾濫や排水施設の水位上昇による内水氾濫により、浸水が想定される区域を示したハザードマップと帰宅困難者用に市内各駅を中心に近隣の避難所を表示した「帰宅支援ミニマップ」の情報を追加。アプリはアンドロイド端末の場合は「Google Play」から、iОS端末の場合は「App Store」のサイトからダウンロードが可能だ。
ダウンロード数1年3700件
市危機管理課によると昨春の配信開始から1年でのダウンロード数は約3700件。有事の際、日本語を理解できない外国人が「災害弱者」となるケースが考えられることから、今後は外国語バージョンの防災マップアプリ製作を検討課題として挙げている。
問合せは同課【電話】046・235・4790へ。
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