「(仮)神奈川バーガー」を考案したショットバー「Aspara(アスパラ)」のオーナー 浦 光明さん 中央在勤 54歳
感動に向かって前進あるのみ
○…考案した「(仮)神奈川バーガー」で県代表として「ご当地バーガー」の祭典に挑戦する、中央のショットバー「Aspara(アスパラ)」のオーナーを務める。地域を活性化させるため、ご当地バーガーをまちおこしのひとつの起爆剤にしようとスタッフとともに奔走する。「農家さんや学校の生徒さんたち、案を頂けるお客様も含め、多くの人の協力があったからこそ形にできる。楽しんでやり遂げたい」
○…小遣いをもらいながら勉強ができるという兄の話に惹かれて、中学を卒業後は海上自衛隊の少年術科学校に入校。「それは、それは厳しいものでしたよ。中でも掃除の厳しさと言ったら…」と苦い顔で当時を語る。組織体制や結束力はもちろん、人とのつながりの大切さや気配りの重要性は体の隅々まで染み込まされてきた。「あの時に学んだ経験は驚くほど今に活きているよ」と笑みをこぼす。
○…昨年4月に自衛官を退官した後、10年来の付き合いの前オーナーから譲り受け、ショットバーの経営者に転身。地域で生産されたものを地域で消費しようという「地産地消」をコンセプトに、ランチサービスを始め、街コン、カラオケ、あるいは講習会ができるようにするなど多くの希望に応えようと大幅リニューアルした。「文字通り『”明日”は”パラ”ダイス』になれる場所にしていきたい。それが楽しいでしょ」と笑顔を弾かせる。
○…妻が大病を患い、サプリメントのアドバイザーや美容・エステの資格まで、あらゆる治療方法を勉強し模索する中、食へと辿り着いた。「店では自然のものにこだわりを持って、良いものを提供する」。そこには人一倍の想いがこもっている。「外出すれば手をつないで歩くし、お風呂に入るのも一緒の布団で寝るのもいつも一緒だった」と目頭を熱くさせた。店内の壁に立てかけられているボードには最愛の妻とのツーショット写真がスポットライトに照らされ輝いている。
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