さがみ縦貫道路(圏央道)が中央道や関越道に接続した6月末以降、海老名インターチェンジ(IC)周辺の地域で朝夕を中心に渋滞が見られることから、7月末までに市や県が中心となり改善策を検討する組織が発足した。
相模原愛川IC-高尾山IC間が開通した6月28日以降、首都高を回避し中央道や関越道へアクセスする車両が縦貫道路を利用するようになった。中日本高速道路(株)によると交通量は倍増し、東名高速道路との接続点である海老名ジャンクション付近は上下線ともに慢性的に渋滞が発生しているという。
「生活道路」へ侵入する車両も
相模原愛川IC以北の利用が可能になる以前、1日平均およそ1万7500台だった海老名IC利用台数は、供用開始後、約2万400台に増加。IC周辺の県道は朝夕を中心に車が500mを超える列を成し通過に15分近く要する日もある。この渋滞を回避し「生活道路」に侵入する車両も見られ、改善策の検討が急務な状況だ。
こういった実情を受け市と県が主導する形で県警や中日本高速道路など関係機関から成る「IC周辺地域交通関係者会議(仮称)」が7月末までに発足。早急に対応可能な改善策を協議する考えで、きょう初会合が市役所内で開かれる。
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