浜田町に暮らす長崎美柚(みゆう)さん(大谷小6年)が、7月25日から27日に行われた「全日本卓球選手権大会」の小学6年以下を対象にしたホープスの部で優勝した。小学2年生以下のバンビの部、4年生以下のカブの部でも優勝しており、福原愛選手以来14年ぶりに3階級制覇を成し遂げた。
長崎さんはホープス女子の部で日本代表にも選ばれ、小学生の全国ランキング1位にも選ばれている大会注目選手だ。
全国から予選大会を勝ち抜いてきた205人が争う今大会のホープス女子の部。4人1組の予選リーグをすべてストレート勝ちで順当に突破し、決勝トーナメントへと駒を進めた。
初めに苦戦を強いられたのは2回戦。対戦したのは、日本代表候補にも入っていた実力者だ。1セットを落とすも「落ち着いて対処することができた」と攻めの卓球で勝利を収めた。
3回戦をストレートで下した後、今大会最大の山場を迎えた準々決勝の相手は長崎さんと同じ日本代表選手。「必ず当たると思って想定して練習を重ねてきた。守りに入るとやられるからずっと攻めていった」。1セット目を先行し、2セット目もデュースまでもつれ込むがポイントを奪った。3セット目はデュースから逆転される1セット奪われるも、4セット目は立て直しゲームを制した。
その後、勢いをつけた長崎さんは準決勝、決勝も落ち着いた試合運びで実力を見せつけ優勝に輝いた。
長崎さんは「小学生最後の大会だから絶対負けたくない。勝てて良かった」と笑顔を見せた。
所属クラブの岸田晃監督は「幼いときから集中力がある選手。精神的にも強くなり磨きがかった」と話す。
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