海老名・座間・綾瀬版
公開:2014年9月26日
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江戸・元禄時代に名医・半井驢庵(なからいろあん)を求め杉久保を訪れた娘がその道中、病に倒れ介抱の甲斐なく亡くなったことを受け、村民が建立した杉久保の地蔵堂「椿地蔵」で秋分の日の9月23日、地域住民ら20人ほどが集まり供養念仏会が開かれた。
地蔵堂の建立時に供えた椿の一枝がやがて根付き成長し、つぼみを付けるものの花を咲かせない――。この不可思議な現象を村民たちは「若くして花咲くこともなくこの世を去った娘の霊が乗り移ったのだろう」と話し合ったと言い伝えられている。
1998年に市の天然記念物に指定されたこの椿は現在も花を咲かせることはない。毎年、秋彼岸の中日にあたる23日に供養会を催している。
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