市内で活動する尺八サークル「山びこ静山会」(佐藤静山会主)が1月31日、中国の上海で演奏、指導を行った=写真。
同会の会員が上海で日本人学校の教諭をしていたつながりから実現したもので、7年前にも公演しており今回で2度目となる。
演奏会は2部制で行われ、子どもたちを対象とした部では「さくら」「ともだち」などを披露したほか、箏と水道管などに使われる塩化ビニール管の尺八を使った体験指導を行った。
もう一方の部では、日本人が経営するそば処を会場としたディナーショーに招待され満席150人を前に「春の海」や「荒城の月」など24曲を披露すると「吹奏者の心、魂を揺さぶられた」と拍手が沸き起こり、大歓迎を受けた。
佐藤会主は「予想以上の反応にびっくりしました。日本の音楽を世界に向けて発信します」と話していた。
あす7日に演奏会
市文化会館120サロンで2月7日(土)、19人の会員が約40曲を披露する独奏演奏会を行う。時間は午前10時から午後3時30分。入場自由。
問合せは佐藤会主【電話】046・238・2608へ。
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