海老名・座間・綾瀬版
公開：2015年3月6日
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２０１１年３月11日、午後２時46分に起きた東日本大震災から４年を迎える。世間から話題が薄まりつつある中、被災地復興に向けて継続する人が市内でも動いている。
石橋友晴さん
さつき町に暮らす石橋友晴さん（61）＝写真＝は、２月27日、28日、３月１日で98回目の復興ボランティアを終えた。３日間では「４年前のまま」ともいえる、泥や砂だらけの物品を洗浄する作業に努めた。震災をテレビで見た瞬間に「何かしなければ」と感じ、１カ月後にはボランティアに参加。以来、被災地へ何度も足を運び、物品洗浄やがれき撤去、農業支援とさまざまな活動を行っている。
チャリティコンサート
３月１日に相模原市内で開かれたチャリティーコンサートに、市内を拠点に活動する尺八演奏の「山びこ静山会」、箏演奏の「筝曲由香和会」、岩手の民話口演を行う南舘美達さん（国分南在住）が出演した。８回目となるこの日の収益金は約17万円になり、これを宮城県南三陸町に全額寄付するという。
ウィングスで追悼式
中央の結婚式場「ザ・ウィングス海老名」（中央１の17の10）のチャペル「ル・アンジュ」で３月11日に追悼式が行われる。午後２時15分開場で式は２時30分から開始。入場無料で参加は会場へ直接。
オルガンとヴァイオリン、チェロの生演奏に合わせ、童謡「ふるさと」を参加者全員で合唱し、被災地の復興を願う。
「復興花火」に向け募金
宮城県石巻市の漁村・十三浜で８月８日に開催される「夏祭り」のフィナーレを飾る５００発の「復興花火」に向け、市民有志団体「十三浜に花火を上げる会」が募金を呼びかける。
募金箱が置かれる飲食店「グランサッソ」（中央２の５の41）で３月21日（土）、宮城県出身のロックバンド「ＨＯＵＮＤ ＤＯＧ」の元ギタリスト・八島順一さんがデビュー35周年記念ライブと題したチャリティイベントを行う。午後７時から10時まで。問合せは同店【電話】０４６・２３４・９８４１へ。
避難者らと交流
震災や福島第一原発の影響を受けた福島の人たちとつながろうと、さつき町に暮らす主婦の酒井久江さんらを中心に立ち上げた「福島と共に・さがみの会」が毎月第２日曜日に避難している人たちと交流を深めている。
活動では原発に関する勉強会やＤＶＤを鑑賞し意見を交わしたり、手作り品を販売するなどしてコミュニケーションを図っている。
次回は３月８日午後１時30分から中新田コミセンで行われる。誰でも参加可能。問合せは酒井さん【電話】０４６・２３３・１７７８へ。
寺子屋合宿
福島県南相馬市の子どもたちを招待し、海老名市内の子どもたちと交流を深めるイベントを、市民団体「福島とえびなの子ども交流実行委員会（見上健一委員長）が企画している。
寺子屋合宿と銘打つ交流会は今年で３度目。「顔の見える関係」をつくり、お互いに思いやる心や助け合いの心を育んでもらいたいと実施している。
黙とうを捧げる
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