海老名市の前教育長・瀬戸清規氏(63)が7月21日、地元メディアに向けて会見を開き、任期満了に伴い11月15日に投開票が行われる同市長選へ無所属で出馬する事を表明した。
同氏は「現市長が3期目となり、多選によるひずみが出てきた。この間、市民生活が良くなったかというと、少しも良くなっていない。このままでは海老名が危ない」などと、出馬表明に至るまでの理由を説明。 さらに「予算の組み方等、計画的な行政になっていない。 市長の思いつきで進んでいる」などと話し、海老名市政の現状を批判した。
その上で「未来を創造する子どもたちを温かく、優しく育て、障害者に優しい海老名」「心と心が響きあい、一人一人を大切にした教育」「市民参加による市政の実現」など10の方針を掲出。「教育長時代の経験も生かし学校現場や、地域の人達の声を反映させ、より充実した教育の実現を目指したい」と意欲を示した。
同氏は日大法学部を卒業し、1977年から海老名市に勤務。経済環境部長や教育長などを歴任し、2013年に教育長辞任後は、県少年少女育成指導協会の評議員などを務めている。
内野市長も「確実」か
前回(2011年)の海老名市長選は、現職の内野優氏が、元市議の渡部美憲氏を破り、3選を果たした。
内野市長(59)の4選出馬については、一部マスコミで「ほぼ確実」と報じられている。
(7月22日起稿)
|
|
|
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>