”中学生の甲子園”ともいわれ、中学野球に取り組む選手達にとっては憧れの舞台となる「全日本少年軟式野球大会」に、市内さつき町にある海西中学校野球部(玄行良治監督)が出場する事となった。海老名市内のチームが同大会に出場するのは、史上初めての快挙。
接戦制し全国切符
この大会は8月10日(月)から13日(木)までの4日間に渡り、横浜スタジアムで開催。 全国各地の地区予選を勝ち抜いた16チームが集結し、日本一を競い合う。
海西中は、県央地区予選を経て出場した神奈川県予選で準優勝の成績を収め、クラブチーム枠から勝ち進んできた座間市の「相武台フレンズ」と、残り1枠となった全国大会の出場権をかけて対戦。延長戦を経て4対3で勝利を収めた。
昨年までの同チームは、試合の立ち上がりが良くても最終回でミスをするなど「ピンチで粘り切れない点」に課題があったという。今年度は玄行監督が課題の解決に重点を置き、日頃から声を出し続けることやメンタル面の強化に力を注いだ結果、今回の快挙に結び付いたという。
「ベアーズ出身者」活躍
チームの主力メンバーとして活躍する9人のうち、8人が市内中新田を拠点にする少年野球チーム「中新田ベアーズ」の出身者で構成されている。主将の山崎陸斗さん(3年)は「長い間一緒に野球をしてきた仲間なので、意見を言い合えることが良いのかもしれない。みんなと全国大会に行けることがとても嬉しい」と笑顔を見せた。玄行監督は「選手たちは、予選から勝ち進むごとに勢いと自信をつけてきた。本番では挑戦者として思い切り戦い、一人でも多くの選手に『高校でも野球を頑張りたい』と思ってもらえたら」と話していた。
市長にも快挙を報告
この快挙を内野優市長にも報告しようと、チームは7月17日に海老名市役所を訪れ表敬訪問を行った。これまでの戦いぶりや本番への抱負を語り、市長から激励を受け、選手たちは本番へ向けて士気を高めていた。
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