「海老名東柏太鼓」(島田明彦監督)が11月7日、横浜市内で行われた「第18回日本太鼓ジュニアコンクール」の神奈川県予選で、最高位の「県知事賞」に選ばれ、4年連続7度目の全国への切符を手にした。全国大会は大分県で来年3月20日(日)に行われる予定。
市の郷土芸能文化奨励団体として週2回、東柏ケ谷コミセンで練習するほか、全国各地のステージにも招かれるなど、多忙を極める「東柏太鼓」。大人の部を含め総勢約30人が所属する団体で、大会には小学3年から高校3年までの選抜メンバー8人が出場した。
県予選には各地域の伝統を背負う計7チームが参加。東柏太鼓は4年前に作曲されて以来、県内大会では常勝を続けるオリジナル曲「波濤」を披露した。
本番では3連覇におごることなく、リズムや音色を変える工夫を施し、改良を重ね磨き上げた努力の成果を如何なく発揮。ライバル達が優勝を奪還するべく、「打倒東柏太鼓」を掲げる中、王者の貫録を見せつける躍動感に溢れたパフォーマンスでこれを圧倒。今回も、最優秀賞を獲得した。
大会前には監督として長年にわたりチームを支えてきた島田監督が、今大会をもって一時身を引く事を発表。これを機にチームはより一層団結し、メンバーのOBやOGなどもチームの為に尽力してきたという。
出演した愛娘の活躍もあり自身の”有終の美”を飾った監督は感極まりながら「親馬鹿かも知れないが娘にとっても最後の大会。一緒に全国を決める事が出来て嬉しい」と話し、選手の前で初めて涙をみせていた。
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