国内トップクラスの選手が日頃の鍛錬の成果を競い合った「2015 少林寺拳法全国大会」(11月14日・15日/京都)の一般女子最上位「三段以上の部」の「組演武」で、市内中河内在住の遊作麻唯子さん(26歳)が優勝した。
器械体操部に所属し関東大会に出場するなど、中学の頃から運動神経が良かった遊作さん。しかし体操競技では全国レベルの活躍は難しいと判断し、少林寺拳法に転身。市内の強豪・有馬高校で才能を開花させ、3年時には全国3位の成績を修めるほどに成長した。
その後、進学した日本体育大学でも競技を続行。全国トップクラスの仲間と切磋琢磨し、大学チャンピオンとして挑んだ「世界大会」でも優勝。文字通り日本を代表する選手として国内外にその名を轟かせた後、3年前に引退を表明した。
大学卒業後は、市内の柏ケ谷中学校で教鞭をとっていたが今年4月、大学時代の後輩から組演武のパートナーの依頼を受けた事を機に戦いの舞台に戻る事を決意。忙しい教職の合間を縫う形で鍛錬に励み、復帰戦(7月の県大会)で優勝。全国大会へ駒を進めていた。
ブランク払拭し、圧倒
全国の舞台ではブランクを感じさせない”元・世界一”の力強い動きで他選手を圧倒。国内女子・組演武の頂点に再び君臨した。遊作さんは「練習量が少ないこともあり不安もあったが、成績を残せてホッとした。支えてくれた人や応援してくれた生徒たちに感謝したい」と大会を振り返っていた。
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