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文化会館で凱旋コンサートを行う地元ゆかりのサクソフォーン奏者 菊地 麻利絵さん 中新田在住 26歳

公開:2016年1月22日

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日本を代表する演奏家に

 ○…2年前のこの時期に、海老名市文化会館で音楽仲間と共に、サクソフォーンとオーボエのコンサートを初開催した。その時に見た観客の笑顔に感動し、更に腕を磨こうと一念発起。1人フランスへ渡った。異国での修行を終え、昨年秋に帰国。自分にとっての「始まりの場所」で今の力を試すため、当時の仲間を集めて再びコンサートを企画した。「成長や変化を感じてもらえる演奏をしたい」と真剣なまなざしで語る。

 ○…幼い頃から音楽好き。4歳から習っていたピアノを仕事にすることを夢見て、高校ではピアノの専門科に入学。しかし、中学時代に吹奏楽部で担当していたサクソフォーンが忘れられず、途中で転向。プロの奏者を目指して音楽大学へ進んだ。大学時代には、試験を突破した者のみが受けられる特別講習でフランス人の教授に師事し、コンクール等で実績を上げた。次第に「フランスで音楽を学びたい」という思いが募り、言葉も分からなかったが留学を決断した。「現地では『形式に捉われずオープンになりなさい』と言われ続けたので、表現力が高まった気がします」。

 ○…福島県生まれ。物心ついた時には海老名に住んでおり、幼い頃は大島記念公園で遊んだり、中新田コミセンの工作教室に頻繁に参加した思い出がある。留学から帰ってきた時には、駅西口エリアの変わりように驚いたという。「ららぽーとはオープン直後に行きました。徒歩圏内にできてすごく嬉しい」と、若者らしい一面を覗かせた。

 ○…帰国後は演奏会のほか、依頼を受けて高校の吹奏楽部の指導を行ったり、留学希望者のためのセミナーで講話をするなど、自身の経験を生かして幅広く活動している。夢は日本を代表する演奏家になること。「いつか認めてもらえるように、今は色んな所に出向き、できることを全部やりたいんです」。熱い思いを音色に乗せ、たくさんの人へ届けていく。

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