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県立相模三川公園の「野鳥観察会」で指導員を務めている 坂本 堅五さん 今里在住 72歳

公開:2016年5月27日

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自然に魅了され40年

 ○…相模三川公園をはじめとした、県内各地の公園で定期的に行われている「野鳥観察会」や、市内の愛好家が集う「海老名野鳥観察の会」などで指導員として活躍する。自然に関する豊富な知識が評判を呼び、多方面から引っぱりだこの毎日。「好きでやってきたことを、多くの方に役立てられるのは幸せです」と微笑む。

 ○…野鳥に関心を持ったのは、神奈川県の職員として勤務する中で、40年前に自然保護関連の部署に異動したのがきっかけ。創設間もない部署で資料が少なかったため、休日を使い、カメラ片手に野鳥や動物を探し県内各地を歩き回った。写真を撮り、図鑑と照らし合わせ、種類や生体にも詳しくなるにつれ、楽しさに目覚め始めたという。1991年に海老名市が「市の鳥」を決定する際には、選定委員として呼ばれるまでに。結果、自身が推薦した「カワラヒワ」が認定された。「可愛らしく身近な鳥で、『よく目をつけたね』と仲間に今も褒められます。寒川の『町の鳥』の選定にも携わらせて頂いたんですよ」とはにかみながら語る。

 ○…音楽にも通じ、フラメンコギター奏者としても精力的に活動中。自身が所属するグループ「ロス・アミーゴス」は今年で結成12年を迎え、介護施設や市内外のお祭りなどでステージに上る。「ギターは10代の頃の趣味。子育てが落ち着き、仲間と『またやりたいね』と言って始めました。敬老の日などに施設を巡ることもあります」と話す。

 ○…日課は、カメラ片手に鳥を探しながら歩くことで、三川公園や綾瀬の蟹ヶ谷公園がお気に入りスポットなのだとか。野鳥観察の魅力は「自然の仕組みが分かり、心が豊かになること。空気の良い場所を歩くと健康にも繋がりますので」。観察会や環境関連の講演会、ギターなど忙しく過ごす日々だが「頼まれ事にはできるだけ応えたい。声を掛けてもらえるうちは頑張ります」と意欲を見せた。

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