中学生硬式野球「海老名リトルシニア」(飯塚良二監督)が6月19日、日本選手権大会の関東予選(MEIKO CUP)でベスト8に入り、7月末から行われる「リトルシニア日本選手権」への出場を決めた。全国大会進出は4年ぶり6回目となる。
日本選手権は、各地方予選を勝ち抜いた32チームが一堂に会し、リトルシニア日本一を決める大会。関東予選に出場した204チームの中から、12チームが進むことができる。
春の関東大会でシード権を得ていた海老名リトルシニアは2回戦から出場し、初戦を順調に突破。その後、3回戦の逆転勝利や延長にもつれ込んだ白熱の4回、5回戦を制すなど、強みである「後半の粘り」と「最後まで諦めない気持ちの強さ」を発揮し、勝ち進んだ。続く準々決勝では1対2で悔し涙をのんだが、ベスト8に食い込み、全国を決めた。
レギュラーの主軸である現3年生は、昨年の「神奈川2年生大会」で優勝を果たし、活躍が期待されていたが、新チーム初戦となった昨年秋の南関東大会では地区予選敗退に終わった。悔しさをバネに練習を重ねた結果、春には関東進出を決め、今大会では全国への切符を掴みとった。
大会を振り返り、飯塚監督は「選手たちは厳しい試合展開の中、よく頑張った。4年前の日本選手権ではベスト8に入ったので、今年はそれ以上の成績を目指したい」と話していた。
主将の鵜沢悠生さんは「粘って堅実な野球をすることができた。チーム全員で掴んだ成果だと思う。全国でも自分たちの試合をして勝ちたい」と振り返った。
(一財)日本リトルシニア中学公式野球協会によると、同チームの日本選手権初戦は7月31日(日)に保土ヶ谷球場で、関西連盟の4位チームとの対戦を予定しているという。
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