社家在住の雪田舞花さん(17)が、7月28日から8月6日にかけてスペインで開催された一輪車世界大会「UNICON18」に出場し、演技のグループ部門で金、ペア部門で銀、ソロ部門で銅を獲得。参加した3種目全てでメダルを手にする活躍を見せた。
UNICON18は国際一輪車連盟の主催で、1984年から2年に1度開催されている。今回は約40カ国から1350人ほどの選手が出場し、曲に合わせて舞う演技やレースなどで練習の成果を競った。
雪田さんは現在所属する伊勢原一輪車クラブのメンバーとして、本大会に参加した。今年の3月頃に出場を決意し立候補。同クラブ出場選手8人のうちのひとりに選ばれた。
本格的に練習をスタートさせたのは、他の大会を終えた4月から。毎日欠かさず、休日には朝9時から夜9時まで練習に励んだ。「日本の技の基準とは違う世界の基準があるので、今までやったことがない技を特に念入りに練習しました」と振り返る。
出場種目全てで入賞
世界大会では、17歳から18歳を対象にしたソロ、16歳から17歳対象のペア、大人数のグループで舞うラージの3つの演技部門に出場。普段使っている一輪車を日本から持参し本番に臨み、ソロで銅、ペアで銀、グループで金のメダル3つを獲得した。
雪田さんは「表現力が評価されたのでは」と入賞理由を分析する一方、「メダルは嬉しいけど、本番で上手にできたという印象はないです。動作を大きくするなど、もっと魅せ方を工夫できたかも」と反省点も語る。
一輪車に魅せられて
一輪車との出会いは小学生の時。学校に置いてあった一輪車に乗り、その楽しさに魅せられた。友人の誘いもあり、小学4年生の時に伊勢原一輪車クラブに所属。以来、毎年国内大会に出場し、中学生の時には千葉県で行われた大会で総合優勝を果たしたこともある。現在は土・日を含め週4回、3時間ほど練習しているそうだ。「やったことがない技ができた時が楽しい。もっと色々できるようになりたいです」と笑顔で話していた。
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