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手打そばみかみ 県優良小売店に認定 「飽きさせない店づくり」評価

社会

公開:2016年12月16日

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盾を手にする三上さん
盾を手にする三上さん

 市内中新田にある「手打そば みかみ」(三上幸雄店主/【電話】046・232・0565)が11月25日、神奈川県優良小売店舗として表彰を受けた。個性ある店づくりで地域経済の発展に寄与している小売店が選ばれるもので、来店客を飽きさせず、そばの魅力を消費者に伝える取組みを行っている点が高く評価された。

 これは地域振興を目的に、県と(一社)県商工会議所連合会、県商工会連合会の共催で、県内の飲食店や小売店を毎年表彰する取り組み。41回目となった今回は33店舗が選ばれ、食材やつゆ作りへのこだわり、接客など、その雰囲気の良さでリピーターやファンを増やし続けている「手打そば みかみ」が市内で唯一、受賞した。

 11月25日に県庁で行われた表彰式では、中島正信副知事が表彰状と記念の盾を贈り、「これを機に、さらに商店街の中心を担ってください」と受賞者に言葉をかけていた。同店の三上さんは表彰を受け、「評価いただけて嬉しい。より一層、良いおそば作りに励みたい」とコメントした。

定年後に開店

 三上さんは会社員時代から、そばの汁の匂いに誘われると思わず暖簾をくぐってしまうというほど、無類のそば好き。定年の3年ほど前に、手打ちそば教室に通ったことがきっかけで、そば屋開業を計画。教室の講師に嘆願し、会社勤めをしながら師の店舗で修業を積んだ。「お金を出して習うはずなのに、賄いまでいただき感謝の日々でした。先輩たちの動きを盗み見していましたね」と、当時を振り返る。

 修業をしながら、自宅に知人を招いての「週末そば処」をオープン。3年で約800人が利用し、これが実践経験を積むための試行錯誤の場になったそうだ。

 現在、69歳の三上さん。定年後に開店し、今年12月7日に10年目を迎えている。毎朝午前2時30分に起床し、手打のそば、極上のつゆ作りには余念がない。「味が毎日変わらぬよう心掛けています。早くても起きるのが楽しみで仕方がない」と話していた。

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