地域社会で模範的な活動を行う「少年団」と、少年スポーツ活動の振興に長年貢献している「指導者」に対し(公財)県体育協会が表彰を行い、昨年度は市内から1団体と2人が選ばれた。本紙では表彰者を順次紹介。2回目の今回は山口光男さんを取り上げる。
今泉小を拠点に活動する「今泉ミニバスケットボールスポーツ少年団」の男子チームを24年前から指導してきた。今回の表彰を受け「大変ありがたいです」と感謝の思いを語る。
中学生でバスケを始めて以来夢中になり、警察官になってからはクラブチームに所属。休日にはほぼ欠かすことなく練習や試合に励んだが、36歳の時に「思うようなプレーができなくなった」と、子どもたちを指導する立場に転向した。指導者となってからはチームを初の県大会優勝に導くなど、指導力を発揮してきた。
心掛けているのは、「なぜこのプレーが必要なのか」など、自身の考えを子どもたちに理解してもらえるよう工夫すること。「教えたことを子どもたちが体現してくれた時には喜びを感じますね」と、思わず笑みがこぼれる。
今年3月末に鎌倉警察署署長を退職。「今後はますます指導に力を注げるかな」と意欲を見せている。
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