「端午の節句展」が4月28日(金)から5月7日(日)まで、海老名市にある河の手ギャラリー(飯島廣代表/厚木駅より徒歩1分)で開催されている。入場無料。
9回目を迎える同展の中で目玉となるのは、綾瀬市寺尾北在住の宮崎宏さん(79)が手掛けた「手づくり甲冑」だ。今回はこれまで作り溜めてきた自信作4領と現在制作途中の子ども用1領が展示される。子ども用の甲冑は期間中、試着することもできる。
素材はボール紙
宮崎さんが甲冑を作り始めたのは約8年前。同じ綾瀬市に住む人の「手づくり甲冑」を新聞で見かけたことがきっかけだった。若い頃からボトルシップや模型など細やかな作業が得意で、鎧に興味があった宮崎さんは早速その人に連絡を取り、作品を見せてもらうことに。以来、本などを参考にしながら独学で甲冑制作を始め、年に1領のペースで仕上げてきた。
宮崎さんの甲冑は1〜2㎜厚のボール紙を素材としている。自身に合わせて型紙を制作したあと、胴体・肩・頭・面・腰刀などパーツごとに作り込んでいく。各所に施されている家紋などの飾りも一つひとつボール紙で作るという凝りようで、紙とは思えないほど頑丈に出来ている。「どの部分も手が抜けない。今後も作り続けていきたいですね」と熱く思いを語る。
展示会の開催時間は、午前11時から午後4時まで。手づくり甲冑のほかにも、五月人形・つるし飾り・破魔弓・こいのぼり・竹人形・ステンドグラスの展示、手づくり品の販売が実施される。5月3日・4日・5日には、鉄道模型Nゲージの運転会と菖蒲のプレゼント(数量限定)も。
問合せは同ギャラリー【電話】046・235・8446へ。
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>